<特徴>
南アメリカ原産の樹高5mから20mに達する落葉高木。パキラと近縁で、葉と種の形状が似ている。幹がその名の通りトックリ状に膨らんでくる。また、種子は熟すとひび割れ実の中に詰まっている綿が飛び出す。幹には鋭い棘が見られ、個性的な容姿はとても魅力的である。沖縄県では街路樹や公園樹としてみられる。石垣市庁舎前にも植樹されていて、台風が終わる頃から年末まで花が楽しめます。

<花>
沖縄県では、9月から12月ごろに開花する。花はピンク色で「南米ざくら」とも呼ばれる。種子から育てた場合は、開花まで約10年、挿し木や接ぎ木でも約2年。

<水やり>
鉢土が乾いてきたら、気温が高くなる前の早朝もしくは夕方にたっぷりと。

<日当たり>
日光がよく当たる場所を好みます。日陰では開花しない。

<土>
土質はあまり選ばないが、乾燥気味を好み、多湿土壌を嫌う。排水のよい土壌が好ましい。市販の観葉植物の土、または「赤玉土7:腐葉土(ピートモス)3」の割合で。

<肥料>
肥料はとくに必要ありません。あげるとしたら、成長期に緩効性肥料を年に1回程度で。